みなさま寒い冬元気で過ごされていますか?
雪道で滑って転んだりしている方も多いと思います。今回は冬の季節に特に多い手首の骨折についてみなさまにお知らせしたいと思います。
この日記をご覧になって是非、雪道には気をつけていただけますようによろしく願いいたします 。

雪深い中、外で凍えるカズシ君(29)。
「いやあ~寒いな~何年住んでも北海道の冬は寒いな~(涙)」
大阪出身のカズシ君(29)にとっては6回目の北海道の冬ですがまだまだ慣れていないようです。
(寒がりのカズシ君(29)。凍えてます)

カズシ君(29) 「うう寒い!でも、おおあさクリニックへきちんと通院したおかげで腰痛も良くなったし今年こそはスキーをマスターしてゲレンデでシュプールを描くぞ! そしてあの娘に・・・ムフフ」
(ニヤケ顔のカズシ君(29)、何を考えているのかな?)

浮かれ気分で歩いていたカズシ君(29)のすぐ前を真冬だというのにTシャツに短パン姿の謎の男が凄い速さで走り抜けました。
(あぶない!バランスを崩すカズシ君(29)。でもなんで真冬にTシャツに短パン)

カズシ君(29) 「うわ~!?」
びっくりしたカズシ君(29は氷で足を滑らせて転倒してしまいました。
カズシ君(29) 「何だ今の変な人は?何で真冬なのにあんな薄着で外を走っているんだ?ん!?手がジンジンするぞ?」
ジンジンする右手を見ると手首の上のところで曲がって見えます。
(右手を突いて転んだカズシ君(29)・・大丈夫かな? )

カズシ君(29) 「なんじゃ~こりゃ~!?」
まるでどこかで見た刑事ドラマのワンシーンのように右手を見つめ大声で叫んだカズシ君(29)。
その大声に驚いたのか先ほど走り去った謎の男が戻ってきました。
謎の男 「まんず、すまねえことすたなっす!オラも雪が積もるとクニのことさ思いだすてついはしゃいですまった。ん?おめえさんその手どうすただ?すげえ腫れてるでねえか?」
カズシ君(29) 「凄く痛いです~うう・・お母さん~(涙)」
(あれ?どっかで見たシーンのような?)

泣きながら右手を抑えてうずくまるカズシ君(29)。
謎の男が手を差し伸べて言いました
謎の男 「こりゃ~大変だあ!!おらの肩につかまりなせ、つかくの病院まで連れてってあげるだ」
(右手を抑えて泣くカズシ君(29)、謎の男も心配そうですね~)

謎の男に連れられてやって来たのは偶然にもおおあさクリニックでした。
(謎の男に肩を借りながら病院の前まできたカズシ君(29) 。でも手を怪我したのになんで肩を借りるんでしょうね?)

受付J 「こんにちは!あら?T萩さん(ポッと頬を赤らめながら) 久しぶりですね~リハビリですか?ん!?右手どうしたんですか?」
カズシ君(29) 「(急に泣き止んでさわやかな声で) いやあ~久しぶり!ちょっとそこで転んでしまって全然たいしたこと無いんだけどさ~この人が病院行こう行こうってうるさくってさ~」
謎の男 「なんだべ~この人、さっきまで泣いてたのに女の子の前だと急に元気になって!?」
カズシ君(29) 「うるさい!!」

院長 「T萩さんどーぞ!」
内藤院長に呼ばれ診察室に入ったカズシ君(29)。
院長 「やあカズシ君、今日はどうしたの?」
ついにカズシ君(29)がまんの限界です
カズシ君(29) 「先生~(涙) 転んでしまって右手が凄く痛いんです わ~ん、わ~ん(涙)」、
院長 「え?右手、あ!本当だ、すぐX腺写真撮らなきゃ」

謎の男 「もすかすたら、骨折すてるかもすれねえ~オラの責任だ~。よす!オラ今からクニさ帰ってばっちゃんから聞いた薬草を取ってくるだ!」
(心配そうな謎の男、何か考えてますね)

謎の男 「受付のお姉さん、なんかあったらオラに連絡するように言ってくんろー!!」
走り去る謎の男
受付J 「あぁ~ちょっとまって!…行ってしまった…あの人いったい誰なんだろう?」
(遂に走り出した謎の男、まって~)

院長 「う~ん、骨折ですねえ」
カズシ君(29) 「ええ!まじっすか!」
院長 「まじっす!!
ああごめんなさい、T萩さんの骨折はとう骨遠位端骨折と言って肘から下に2本ある前腕骨と言う骨の太いほう、親指側の骨が手首の少し上の所で折れてしまったんですね~。
手をついて転んでなることがほとんどの骨折で、まあこの時期にはよくある骨折ですね」
(再び診察室 読影する院長、不安そうなカズシ君(29))

院長 「ウチに来る骨折の患者さんの大半がこの部分の骨折ですね~T萩さんの場合は手のひらをついて倒れたから少し背側転位といってズレが出てフォークの形みたいに変形しています。こういう骨折をColles骨折と言います。」
カズシ君(29) 「手術とかするんですか?(涙)」
院長 「今回の骨折はそんなに転位も大きくないから徒手整復と言って直接、私が引っ張ってもとの形に戻します。」
カズシ君(29) 「痛いんですよね~(涙)」
院長 「もちろん麻酔の注射をするからね。まあ全然痛くないとまでは言わないけど大丈夫ですよ!心配ないよ」
カズシ君(29) 「(少し安心したように)骨を戻した後はどうするんですか?」
院長 「ギプス固定をします。まあカズシ君の場合は若いし骨もしっかりしているから2~3週間くらいでギプスも外せると思うよ」
カズシ君(29) 「わかりました。よろしくお願いします」
(カズシ君(29)見事に骨折してますよ。よ~く見たら解りますよ)

(曲がった骨をまっすぐに戻しているところです)

(これでまっすぐに戻りました!)

(ギプスを巻くカズシ君(29))

(ギプス巻き完了)

(終わりました!院長もカズシ君(29)もホッとしてます。)

院長 「カズシ君、よくがんばったね!もう大丈夫だよ。後はね、ちゃんと滑り止めのついた靴を履いている?」
カズシ君(29) 「え~と、すいません夏靴をそのまま履いていました」
院長 「それはだめだよ!北海道の冬は雪も多いし目で見て安全だと思った場所も意外とすべるからね」
カズシ君(29) 「早速冬靴を買います」
院長 「あと気をつけて貰いたいんだけど、お年寄りの杖なんかもそうなんだけど金属製のすべり止めは外では氷に刺さって良いんだけど建物の中では逆に滑ってしまうからきちんと折りたたむようにしてね」
カズシ君(29) 「わかりました。今日は本当にありがとうございました!何だか痛みも不安な気持ちもスッキリ取れたような気分です。」
院長 「今日からしばらくは大変だと思うけどすぐに良くなるからね。」
カズシ君(29) 「ありがとうございました~(涙)」
(ようやく笑顔が戻ったカズシ君(29)。よかったね!)

カズシ君(29) 「(なぜかうれしそうに)いやあ、やっぱり骨折でした。またお世話になりますね」
受付 「(頬を赤らめながら) そちらのお友達もずっと心配してお待ちになっていましたよ。あっ!あとはじめに一緒にいらした方が何かあったら連絡をくださいと言って走って行かれましたけど。」
(小人さんが迎えに来てくれました)

カズシ君(29) 「なんだよ!連絡をくれって言ったって始めて会って名前も何も知らないのにどうやって連絡すれって言うんだ!?いったい何者なんだ?」
(不思議顔のカズシ君(29))

謎の男 「オラの村の薬草なら絶対治るにつがいね! まっててくんろ~」
…今後、謎の男とカズシ君(29)は再びめぐり合うことはあるのか?そしてカズシ君(29)に恋の予感!? 続編に好ご期待!!
(必死に走る謎の男。どこにむかっているの?)
(本シリーズはTAKEがお送りしました)